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Venmoはどうやって稼ぐのか?収益源と手数料

Alejandro Rioja
Alejandro Rioja
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TL;DR

Venmo(PayPal傘下)は、加盟店の取引手数料、即時送金手数料、デビット/クレジットカードのインターチェンジ、暗号資産の手数料、そして決済画面でのPay with Venmoで収益を上げている。通常のP2P送金からではない。

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2026年5月更新。

TL;DR: Venmo(PayPal傘下)は、加盟店の取引手数料、即時送金手数料、デビット/クレジットカードのインターチェンジ、暗号資産の手数料、そして決済画面でのPay with Venmoで収益を上げている。通常のP2P送金からではない。

[運営者の視点] 自分のビジネスのために決済インフラを何度も調べてきた。Venmoのビジネスモデルは、無料のコアプロダクトの上に収益化を積み上げながらユーザーを遠ざけない、という点で良質なケーススタディだ。

財布を忘れた? もうほとんどの人は気にも留めない。Venmoは事実上、数千万人のアメリカ人が割り勘をし、家賃を払い、お互いに立て替えを精算するためのデフォルトの手段になっている。運営者として面白いのは使い方ではなく、無料に見えるプロダクトの上にPayPalがどうやって持続可能な事業を築いたのか、という点だ。

この記事で扱うのはそこだ。2026年のVenmoが実際に何であるかと、PayPalがそれを黒字化するために引いている具体的な収益レバーである。

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Venmoとは何か

Venmoとは何か

VenmoはPayPalが所有するP2P(個人間)送金アプリだ。2009年にローンチし、当初はSMSベースの送金システムだった。2012年にBraintreeが買収し、そのBraintreeを2013年にPayPalが買収した。この資本の流れは重要で、フロントエンドの体験がまったく違うにもかかわらず、Venmoのバックエンドが本質的にPayPalのものである理由を説明してくれる。

Venmoを文化的に定着させた象徴的な機能が、公開されたソーシャルフィードだ。デフォルトでは、ユーザーは互いの取引を(金額は伏せた状態で)見ることができる。米国では I will Venmo you が動詞として定着した。フィンテック製品としては珍しいブランド構築である。

2026年初頭時点で、Venmoは米国で最も有力なP2P送金アプリの一つであり、主にZelle(銀行系、銀行間即時送金)とCash App(Square/Block)と競合している。それぞれがやや異なるユーザー層を押さえている。

Venmoが得意なこと

  • 友人との割り勘 — 食事代や光熱費の割り勘が元々のユースケースであり、今も中核だ
  • 小規模事業者への支払い — 店頭(QRコード)でもオンラインでも、決済でVenmoを受け付ける加盟店が増えている
  • 残高を保持できる — 銀行口座に戻さずに、Venmo内にお金を置いたまま使える
  • ソーシャルレイヤー — 公開フィードが、実質ゼロコストの口コミ広告をPayPalに生み出している

Venmoではないもの

Venmoは米国限定だ。国際送金向けには設計されていない。国境を越えて送金する必要があるなら、見るべきはPayPal本体、Wise、あるいは類似のサービスになる。

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Venmoの収益の仕組み

ここが本題だ。収益が実際にどこから来ているのかを見ていく。

Venmoの収益の仕組み

1. 加盟店・事業者の取引手数料

事業者がVenmo経由で支払いを受け取るとき — オンライン決済のPay with Venmoボタン経由でも、店頭のQRコード経由でも — 加盟店は取引手数料を払う。これはPayPalが加盟店に課しているのと同じモデルで、Venmoの収益の中でも無視できない割合を占める。

Venmoの加盟店受け入れが広がるにつれ、この収益源は大きく伸びてきた。PayPalはVenmoの決済ボタンを主要なEC決済画面に積極的に押し込んでいる。消費者がクレジットカードではなく Pay with Venmo を選ぶたびに、払うのは消費者ではなく加盟店だ。

2. 即時送金手数料

VenmoからあなたのVenmo残高を銀行口座へ移す標準の送金は1〜3営業日かかり、無料だ。今すぐ口座にお金を入れたいなら、Venmoは料率ベースの手数料を取る(下限と上限あり。料率は定期的に更新されるので、最新の数字はvenmo.com/about/feesで確認してほしい)。

これは高マージンの手数料だ。Venmo側の原価は比較的低く、一方で支払意欲は高い。今すぐお金が欲しい人は、その利便性に対して払う。即時送金はVenmoの総収益に対する最大級の貢献要素の一つである。

3. クレジットカードを資金源にしたときの手数料

クレジットカードを資金源にしてVenmoで送金すると、送金者に手数料がかかる。銀行口座や既存のVenmo残高からの送金は無料だ。この小さな摩擦が大半のユーザーを銀行口座連携へ誘導しつつ、クレジットを好む層からは収益を取り込む。

4. Venmoデビットカードのインターチェンジ

Venmoは、ユーザーのVenmo残高から引き落とされるMastercardのデビットカードを提供している。そのカードが加盟店で使われるたび、Venmoはインターチェンジ — カードネットワークと発行銀行が取引ごとに分け合う小さな料率 — を受け取る。Venmoは(提携銀行を通じて)実質的な発行体なので、そのインターチェンジの一部を取り込む。

VenmoカードでのATM出金には、国内の提携外ATMで手数料がかかり、窓口での出金にはより高い手数料がかかる。金額としては小さいが、規模が効いてくる。

5. Venmoクレジットカード

Venmoは提携クレジットカードを提供している(2026年初頭時点ではSynchrony Bankが発行 — 現在の発行体は確認してほしい)。カード保有者が残高を繰り越すと、金利収入は発行体に入る。Venmoはこのプロダクトから紹介・提携としての取り分を得て、さらにユーザーが使ったときのインターチェンジからも恩恵を受ける。

6. 暗号資産の手数料

Venmoは一部の暗号資産を売買・保有できる機能を追加した。暗号資産の取引にはスプレッドまたは手数料がかかる。これはPayPalがPayPal本体とVenmoの双方で力を入れてきた、無視できない副次的な収益ラインだ。ユーザーは保有する暗号資産を決済時の購入に充てることもでき、そこからさらに取引レイヤーの経済性が生まれる。

7. 無料マーケティングの堀としてのソーシャルフィード

これは直接の収益ラインではないが、Venmoのユーザー獲得コストが低く保たれている理由だ。友人同士が支払い合い、ライブに行き、外食している様子が見える公開フィードは、プロダクトそのものの口コミ広告になっている。PayPalはVenmoのマーケティングに、その成長ペースから想像されるよりはるかに少ない額しか使ってこなかった。プロダクトが自らを売り込んでいるからだ。

Venmoアカウントを守る

これは生きた金融口座なので、運用上の注意を手短に。

強固でユニークなPINを使う。 他のアカウントのPINを使い回さないこと。

多要素認証を有効にする。 Venmoは対応している。オンにしておこう。

知っている相手とだけ取引する。 Venmoの支払いは現金のように動く。間違った相手に送ったり詐欺に遭ったりした場合、取り消すのは難しい。

金融アプリで公衆WiFiを避ける。 Venmoの残高を確認したり送金したりするときは、モバイル回線を使うこと。

必要ならフィードを非公開にする。 デフォルトの公開フィードは任意だ。取引を当事者だけに見えるようにできる。

身に覚えのない取引を見つけたら、すぐにアプリからVenmoサポートに連絡すること。

決済でVenmoを使う

決済でVenmoを使う

友人との割り勘を超えて、Venmoは加盟店決済に強く踏み込んできた。主要なECサイトの多くで、決済オプションとして Pay with Venmo が並んでいるのを見かけるはずだ。対面でも、レジに掲示されたVenmoのQRコードで支払いを受け付ける小規模事業者が増えている。

この加盟店拡大は意図的なものだ。PayPalの長期戦略は、VenmoをP2Pのユーティリティから、決済画面でApple PayやGoogle Payと競合する本格的なコマースレイヤーへ変えることにある。VenmoがP2Pで築いた社会的な信頼は、モバイル決済でこのブランドを信用する若い消費者層に対して優位に働く。

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まとめ

Venmoのモデルは、無料の消費者向けプロダクトを、手数料が発生する行動へのファネルとして機能させる教科書的な例だ。

  • 中核のP2P送金:無料(普及を牽引する)
  • 即時送金:有料(急ぎのプレミアムを取る)
  • 決済でのPay with Venmo:加盟店が払う(消費者からは見えない)
  • デビットカード:決済のたびにインターチェンジ
  • 暗号資産:取引のたびにスプレッド
  • クレジットカード:提携の取り分+金利(金利は発行体へ)

ソーシャルフィードは接着剤だ。重いマーケティング費用をかけずにプロダクトを自然に成長させ続け、その分だけ多くの取引手数料が最終利益まで残る。

「友人同士のSMS送金」として始まった会社にしては、よく考えられた収益化スタックである。

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Venmo — 2026年のFAQ

Venmoは通常のP2P送金に手数料をかけますか?

いいえ。Venmo残高や連携した銀行口座から他人に送金するのは無料です。手数料がかかるのは、クレジットカードを資金源にした送金、銀行口座への即時送金、そして暗号資産の取引です。

送金が無料なら、Venmoはどうやって稼いでいるのですか?

主な収益源は加盟店手数料(事業者が決済でVenmoを受け付けるために払う)、即時送金手数料(ユーザーが当日中の入金のために払う)、デビットカードのインターチェンジ、そして暗号資産取引のスプレッドです。無料のP2Pという中核が、これらの手数料機能を価値あるものにするユーザー基盤を作っています。

Venmoは安全に使えますか?

Venmoは資金移動業者として規制を受けており、暗号化と不正モニタリングを使っています。主なリスクはユーザー側のミスです。間違った相手に送ったり詐欺で送ったりした支払いは取り消しが困難です。Venmoは現金と同じように扱い、知っていて信頼できる相手にだけ送りましょう。

2026年時点で、VenmoはZelleやCash Appと比べてどうですか?

Zelleは銀行間で、ほぼ即時かつ手数料なしですが、残高を保持できません。Cash Appは金融機能(投資、Bitcoin、銀行プロダクト)が多く、やや異なる層に人気があります。Venmoの強みはソーシャルレイヤーと、より広い加盟店決済への対応です。3つとも米国限定です。

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この記事が説明しているワークフローに毎週の時間を食われているなら、それはまさに私が AIエージェントを作っている 種類のループだ。同時に受けられる開発枠は2つ。

2026年の変更点

2026年5月の短い補足。この記事が説明するワークフローは、土台となるツールとプラットフォームの現状に照らして確認済みだ。個別のツールやUI、機能が変わっている場合でも、構造としての助言は今も有効で、2026年では実装の見た目が少し違うだけになる。画面に見えているものと合わない手順に出くわしたら、それはおそらくUIの刷新であって、アプローチの根本的な変化ではない。お問い合わせフォームから一言もらえれば、明示的に直しておく。

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