マーケティング 検索エンジン最適化(SEO)

ClickFunnels 2.0 レビュー:実際に使う価値はあるか

Alejandro Rioja
Alejandro Rioja
2 分で読める
TL;DR

ClickFunnels 2.0 は旧プラットフォームの完全な作り直しで、ファネル機能を土台にメールマーケティング、ウェブサイト/ブログビルダー、eコマースが標準搭載されました。Classic は提供終了。料金体系は大きく変わっているので、現行プランは公式サイトで確認してください。最も向いているのは、すべてを一箇所にまとめたい情報商材の販売者とコーチング事業者です。

無料ニュースレター

毎週水曜。28,400人以上の読者。無駄なし。

2026年5月更新。

要点: ClickFunnels 2.0 は旧プラットフォームの完全な作り直しで、ファネル機能を土台にメールマーケティング、ウェブサイト/ブログビルダー、eコマースが標準搭載されました。Classic は提供終了。料金体系は大きく変わっているので、現行プランは公式サイトで確認してください。最も向いているのは、すべてを一箇所にまとめたい情報商材の販売者とコーチング事業者です。

[運営者の視点] これは理論ではなく、私が実際に責任を負っている P&L の内側から書いています。生きた売上ラインで元が取れないものは、ここには載せません。

私のデジタルマーケティングガイドで何度でも強調しておきたいのは、自分の商品やサービスを賢く売る方法を知っておくことです。

誰にでも何かを売れる人がいるとすれば、それはツールを理解していて、以前ここで書いた創造的な販売テクニックを使いこなしているからです。

オンラインで何かを売ろうとしたことがあるなら、ほぼ間違いなく ClickFunnels に出くわしているはずです。

そうでなくても、あなたはそこを通して何かを買っています。カウントダウンタイマーと動画の推薦コメント、そして大きなオレンジ色のボタンが並んだあのページ。あれはたいてい ClickFunnels です。

このレビューでは、2026年時点の ClickFunnels が実際どういうものか(現在はバージョン 2.0 で、完全に作り直されています)、評判どおりの価値があるのか、そして本当に向いているのは誰なのかを扱います。旧 Classic 時代のアドバイスがもう通用しない箇所も指摘します。

Table of contents

Open Table of contents

セールスファネルとは何か

セールスファネルは、ビジネスを短期間で変えうるデジタルマーケティングの中核概念のひとつです。見込み客が最初の接触から購入までにたどる一連のステップを指します。

誰かが Facebook であなたの広告を見てクリックし、ページに着地して情報を入力し、商品を買う。これがファネルです。

物理的な漏斗と同じ仕組みです。大きな母集団を上から流し込み、実際に買う人まで絞り込んでいきます。

セールスファネルの4つの段階

段階は4つあります。

  • 認知 — 見込み客は広告、ニュースレター、メール、リードマグネット、診断コンテンツなどから入ってきます。入口のフックが相手の課題と噛み合っていることが前提です。あなたのビジネスを知ってもらえなければ、その先はすべて意味を持ちません。

  • 興味 — 入ってきた人を引き続き関与させる段階です。等身大で語り、自分のストーリーを伝え、一貫性を保つ。ここで人は、その先に進めるだけあなたを信頼できるかどうかを判断します。

  • 検討 — 設計がいちばん難しい段階です。良いストーリーテリング、社会的証明(レビュー、推薦、事例)、オファーの明快な提示が、人をコミットメントへ押し出します。迷っている層はリターゲティングで拾い直せます。

  • 行動 — 最後のステップ、つまり購入(あるいは狙っているコンバージョンイベント)です。ここでの成約の質は、前の3段階をどれだけうまく実行できたかをそのまま映し出します。

これを成立させるには計測、改善の反復、そして適切なツールが要ります。ファネルソフトウェアの出番はそこです。

セールスファネルとウェブサイトの違い

本質的な違いはこうです。ウェブサイトは一般的な情報を提供します。セールスファネルは訓練された営業担当のように振る舞い、訪問者の意図を見極め、特定の経路へ導き、各ステップで気を散らす要素を最小化します。

一般的なウェブサイトに広告を直接流して成約を期待するのは、会ったばかりの相手にプロポーズするようなものです。まず会って、信頼を築き、コミットメントへ進む。ファネルはその過程を段階に分けます。

ClickFunnels の背景

ClickFunnels は2014年に立ち上がり、数年でマーケティング領域で最も成長の速い SaaS 企業のひとつになりました。創業者は Russell Brunson。DotCom SecretsExpert Secrets の著者でもあり、デジタル商品やコースまわりで何かを作るなら両方とも読む価値があります。

もともとは社内向けの発想でした。Brunson のチームは、キャンペーンごとに異なるファネルをもっと速く立ち上げる方法を必要としていた。作ってみたら他社も欲しがるはずだと気づき、そのまま製品として世に出したわけです。

ClickFunnels Classic と ClickFunnels 2.0

2026年に押さえるべき最重要ポイントがこれです。ClickFunnels Classic は提供終了しています。 月額97ドル/297ドルの Classic プラン、Etison Suite、Actionetics や Backpack に言及しているレビューを読んだなら、その情報は古いということです。

ClickFunnels 2.0 は新しいインフラ上での完全な作り直しです。両バージョンはアカウントもコードベースも別物です。変わった点は次のとおり。

機能Classic2.0
ファネルビルダーありあり(高速化・再設計)
ウェブサイト/ブログビルダーなしあり
メールマーケティング内蔵Actionetics 経由(機能限定)ClickFunnels Mail(標準搭載)
eコマース機能基本のみネイティブ対応・改善
コース/会員サイトのホスティング基本のみネイティブ対応
ビジュアル自動化ビルダーなしあり
開発の継続なし — 提供終了あり

Classic のユーザーは移行させられるか、移行を促されました。今日 ClickFunnels を検討しているなら、それは 2.0 を検討しているということです。

ClickFunnels 2.0 の仕組み

ファネルの流れ自体は昔から変わりません。変わったのは、どれだけ多くの機能がプラットフォームの内側に収まったかです。

  1. 広告を出す — ClickFunnels のランディングページへトラフィックを流します。コンサルティングプログラムやオンラインコースを売るとしましょう。
  2. ランディングページ — 訪問者は目的を絞ったページ(ナビゲーションなし、余計な要素なし)に着地します。リードマグネットや無料トレーニング、あるいは面談予約と引き換えにメールアドレスを登録します。
  3. 最初のオファーページ — 登録後、フロントエンドのオファーに当たります。低価格、明快な価値、イエスと言いやすい設計。
  4. アップセル — 購入した人には本命商品やアップグレードを提示します。決済情報が事前入力されているので、ワンクリックで追加できます。
  5. ダウンセル — アップセルを見送った人には、より安いバージョンを提示します。
  6. サンクスページ/確認ページ — 一連の流れを締め、次の期待値を設定し、SNS やコミュニティへ誘導できます。

2.0 では、ファネルと並べて本格的なウェブサイトとブログも構築できます。つまり SEO コンテンツとコンバージョン用ページを同じ屋根の下に置けるということで、これは Classic の明確な弱点でした。

実際のセールスファネル事例

ファネルがうまい企業をいくつか。ここで挙げるパターンは今でも有効です。

  • Groupon — 大きく明快な CTA、邪魔にならないポップアップ、緊急性と鬱陶しさの絶妙なバランス。
  • Netflix — 摩擦が最小限で3ステップ。いつでも解約できるという打ち出しが、反論処理の大半を担っています。
  • Mixergy — 単刀直入。ファーストビューに動画と CTA、売り込みの前に価値を出す。
  • Harvest — シンプルな設計で社会的証明が前面に。推薦の声が販売を担っています。

これらが必ずしも ClickFunnels を使っているわけではありません(大企業はたいてい自社開発します)。ただし原則 — 摩擦を減らす、価値を先に出す、社会的証明を使う — は、まさに ClickFunnels が素早く実装するために設計されているものです。

ClickFunnels 2.0 の機能

現行プラットフォームの主要機能です。

  • ファネルビルダー(ドラッグ&ドロップ、2.0 向けに再設計)
  • グローバルテーマ付きのウェブサイト/ブログビルダー
  • メールマーケティングと自動化の内蔵(ClickFunnels Mail)
  • ビジュアルなワークフロー/自動化ビルダー
  • eコマース(商品、注文フォーム、アップセル/ダウンセル)
  • コースおよび会員サイトのホスティング
  • CRM と連絡先管理
  • A/B テスト
  • 分析とコンバージョン計測
  • ブログ/ウェブサイト向けの SEO ツール
  • チームワークスペース(1アカウントで複数ブランド・複数プロジェクト)

Classic より遥かに完成度の高いオールインワンです。トレードオフは、学ぶべき範囲が広いことと、Classic ユーザーが頼っていた一部の連携が別の挙動になることです。

ClickFunnels 2.0 の料金

現在の金額をここに頼らないでください。必ず clickfunnels.com/pricing で確認を。

2026年初頭に私が最後に確認した時点では、ClickFunnels 2.0 は月払いと年払いを選べる階層型のプラン構成でした。年払いにすると実質的な月額は下がります。プランごとにワークスペース数、チームメンバー数、コンタクト数、メール配信量が異なります。14日間の無料トライアルに加え、30日間の返金保証があります。

旧 Classic の料金(97ドルの Startup、297ドルの Full Suite、997ドルの Funnel Hacks バンドル)はもう関係ありません。プラン名も価格も 2.0 で変わり、その後も調整が続いています。最新の数字は必ず一次情報から取ってください。

ClickFunnels 2.0 は誰のためのものか

元が取れるのは次のような人たちです。

  • 情報商材の制作者とコース販売者 — コースのホスティング、メール自動化、ファネルの流れはすべてこのモデル向けに設計されています。ClickFunnels の実績が最も厚い領域です。
  • コーチングやコンサルティングの事業者 — 面談予約フロー、ウェビナー登録、フォローアップシーケンス。
  • プラットフォームを一本化したい少人数チーム — 今 WordPress + ActiveCampaign + Teachable + 別のファネルビルダーを回しているなら、CF 2.0 への統合は真剣に検討する価値があります。

正当化しにくいのは次のケースです。

  • 大量の商品を扱う純粋な EC — 深さ、エコシステム、決済インフラでは依然として Shopify が勝ちます。
  • コンテンツ主体のビジネス — SEO やブログが主戦場でファネルが従なら、WordPress + 専用のメールツールのほうが柔軟です。
  • 本格的な CRM が必要なチーム — CF の CRM は実用的ではありますが、HubSpot や Salesforce の深さはありません。

2026年に ClickFunnels は買う価値があるか

中核となる価値提案は今も成立しています。「何かを売りたい」と思ってから「動く販売フローがある」までの時間を圧縮してくれる、という点です。デジタル商品やコース、サービスを売っていて、5つのツールを継ぎ接ぎせずにファネルからメール、決済まで一貫したパイプラインを持ちたい運営者にとって、2.0 は本気で検討に値します。

プラットフォームは成熟しました。メール、ウェブサイトビルダー、自動化が 2.0 の内側にネイティブで存在する今、オールインワンという打ち出しには以前より説得力があります。Classic 時代の重荷 — 使いにくい Actionetics、基本プランでのページ数制限、押しの強いアフィリエイト文化 — は目立たなくなりました。

月額のコストが見合うかどうかは、ファネル単位の売上と、今ツールの分散にどれだけ時間を失っているかで完全に決まります。自分の実数で計算してください。

私の見解: 情報商材やコーチングの領域にいて、満足しているファネルスタックをまだ持っていないなら、試す価値はあります。アフィリエイトの誇大宣伝で判断してはいけません。このツールが自分のコンバージョン指標に実際に何をもたらすかで、買うか買わないかを決めてください。

この記事が役に立ったなら、こちらも参考になるかもしれません。


ClickFunnels 2026年版 FAQ

ClickFunnels Classic はまだ使えますか?

いいえ。ClickFunnels Classic は提供終了しました。もう積極的に開発されておらず、新規アカウントはすべて ClickFunnels 2.0 です。既存の Classic アカウントを持っていた人は、移行させられたか移行の道筋を提示されました。Classic と 2.0 は別インフラ上の別製品です。

ClickFunnels 2.0 と旧バージョンの実際の違いは?

2.0 はアップデートではなく完全な作り直しです。主な追加点は、メールマーケティングの内蔵(基本的な自動化のために Actionetics や外部の配信サービスに頼る必要がなくなりました)、本格的なウェブサイト/ブログビルダー、改善された eコマース、ビジュアルな自動化ワークフロー、そして複数ブランドを扱うチーム向けのマルチワークスペース対応です。ファネルビルダー自体も高速化し、再設計されています。

2026年時点で GoHighLevel や Kajabi といった代替と比べるとどうですか?

GoHighLevel は代理店向けに作られています。ホワイトラベル、クライアント管理、そしてより広範な CRM。クライアントのファネルを回す代理店なら、GHL は真剣に比較する価値があります。Kajabi はクリエイター/コース市場に特化し、コミュニティ機能が強い。ClickFunnels 2.0 はその中間で、ファネルの作り込みは Kajabi より強く、クリエイターへの親和性は GHL より高い。ファネルとコミュニティ/CRM のどちらが重心かで選ぶべきものが変わります。

初期段階・売上ゼロの段階でも ClickFunnels は必要ですか?

売上が立っていない段階では月額のサブスクリプションは実質的なコストですし、機能しているかどうかを評価することもできません。より軽い出発点は、シンプルなランディングページ(Carrd、Webflow)と無料枠のメールツール(ConvertKit、Beehiiv)を、商品とオーディエンスができるまで使うことです。ボトルネックがオファーやトラフィックではなくファネルの仕組み — アップセル、オーダーバンプ、自動化シーケンス — になった時点で ClickFunnels に移行しましょう。

関連記事:


短くまとめると

ここで説明したワークフローに一週間を食われているからこの記事を読んでいるなら、それはまさに私が AI エージェントを構築しているループです。同時に受けられる案件は2枠です。

2026年の変更点

2026年の SEO は2020年当時のプレイブックとは似ても似つきません。2024年半ば以前に書かれたものすべてに関わる、重要な3つの変化があります。

  1. AI Overviews が新しい SERP のゼロ位です。 Google の AI Overviews は米国の情報系クエリのおよそ 60% で標準的に表示され、「〜とは」「〜のやり方」系の CTR の大半を吸い上げています。AI Overview 内で引用されることへの最適化は、今や1位を取ることと同じくらい重要です。
  2. GEO(Generative Engine Optimization) はエンジン横断の最適化を指す実務上の呼び名で、ChatGPT、Perplexity、Claude、Gemini の回答内で引用されることを狙います。2025年後半のサンプル調査では、購買意図の高い商用クエリの 約12% でこれらのエンジンからの直接引用経由の流入が確認されました(2023年以前はゼロ)。
  3. E-E-A-T(現在は E^3-A-T、Experience + Expertise + Establishment + Authoritativeness + Trustworthiness) は Google が社内で使い続けている枠組みです。Establishment はブランドレベルのシグナルを重視して2024年に加わりました。

ツールの状況(2026年5月):Ahrefs と Semrush はどちらも生成エンジンのトラッキングを実装しました。Surfer SEO とトピカルオーソリティ系のツール群は GEO スコアリングを追加。クローラーは依然として Screaming Frog が標準です。AlsoAsked、Keyword Insights、Frase は AI Overview のスニペット設計へ大きく舵を切りました。

この記事が2024年5月より前のものなら、その中核的なアドバイスは Google 検索のベースライン として扱い、その上に GEO のプレイブックを重ねてください。

続きを読む

関連記事

続きを読む

AIプレイブックをメールでお届け

毎週水曜。28,400人以上の読者。無駄なし。

↵ すべての結果を見る esc esc で閉じる